岡山コラム

天下の奇祭 岡山護法祭はリアル鬼ごっこ? 護法様は全身無毛状態

毎年8月14日の深夜、岡山県久米郡で行われる奇祭 護法祭。
真言宗と修験道が融合した珍しい祭りで、国の選択無形民俗文化財とされています。
天下泰平・万民快楽・五穀豊穣を祈念するお祭りです。


毎年、村から1人選ばれた者(温厚で真面目。自分の信心や信仰上の義務感から行動する人が条件)を護法実になり、護法様を憑けて暗闇の中を走り回る(お遊び)ます。


護法実は祭りの1週間前から両山寺本堂内の護法殿で精進潔斎をし、1日5回(6時・12時・18時・23時・深夜2時)、龍王池(両山寺よりも山奥にある)21杯の水垢離と両山寺内4ヶ所を巡拝する修行を行います。

身を清めた護法実に修験者らの祈り憑けにより、護法善神の使いである烏が護法実に憑依して深夜に走り回る「お遊び」をされます。
心身不浄なひとがいると、護法実に捕まり3年以内になくなってしまうという言い伝えがあります。


観客達達も容赦なく追いかけてくるので、みんな必死で逃げます(笑)
カメラのフラッシュも注意です。フラッシュ撮影するとフラッシュに向かってゴーサマが走ってきます!
ゴーサマ(護法様)を挑発したりしなければ、捕まることはないので安心しましょう!


今まで、捕まった人は何人かいるようですが・・・
安心してください!(笑)

捕まっても、ちゃんと霊を落としてもらってから帰れます。但し3年は用心したほうが良いそうです。


ゴーサマがお遊びに満足するまで祭りは終わりません。
2時間以上走り回る年もあれば、1時間の年もあるなど、祭りの終わりもゴーサマ次第。


自由気ままに走り回り、本当に人間離れした行動を取るゴーサマ。


日本全国見てみると変わったお祭りって結構あります。
日本三大奇祭といわれるのが、秋田のなまはげ紫灯祭・長野の御柱祭り・山梨の吉田の火祭りです。


他にも、結構とんでもない祭りもありますが、五穀豊穣や子孫繁栄などを祈願したちゃんとした意味のあるお祭りなんです。


愛知県の国府宮はだか祭も奇祭の1つです。
毎年1人、神男を選び、ふんどし姿の男達が、この神男に触って厄除けするお祭りです。

この神男。
祭り当日まで全身のあらゆる毛を全部剃られます!!体毛を全部剃り落とすことで身を清めるのです。
身を清める方法も色々なんですね・・・


全身ツルッツルの神男を、数千人の裸の男達が揉み合う光景。
なんとも奇妙です。